みなさま、こんにちは。私の提供する情報は、「小さなお子様のカウンセリング」です。私は、お子様のカウンセリングの場合、通常の心理療法に加えてプレイセラピーを併用しています。 伊佐早照代カウンセラー(沖縄支部)
用意するもの(プレイセラピー)
☆お家や学校で関わっている家族やお友達や先生などを表現できる玩具や人形(クライアントに好きなおもちゃを持参してもらう場合もあります。)
イメージとしてはこんな感じ↓
プレイセラピーのポイント
☆好きなおもちゃで遊びながら、自分の気持ちや置かれている環境を自由表現してもらう
☆カウンセラーからの問いかけはとても大切(※心にあるモヤモヤ感や乱暴な行動→言葉で表現できるように)
☆問いかけの方法は、子供が投影できるように(そうほうが、子供にとって話しやすい)「このお人形は、今、どんな気持ちなのかしら?」
気持ちを理解するために 私は、毎回のカウンセリングで「気持ち」についてお話する時間を設けています。
「こんな時は、どんな気持ちになるかな?」「最近、どんな時にこんな気持ちになったかな?」
子供が話しやすい環境を作るポイント
☆子供に分かりやすい言葉でゆっくり話す
☆子供の乱暴な行動や言葉使いも、とりあえず、寛大な心で受けとめる(子供がカウンセラーを試しているので、今後の信頼関係を築くポイントになると思います)
「今、お父さんの話が出たので、とても嫌な気持ちになっているのね」→子供がお父さんに感じている気持ちをカウンセラーに転移している場合もあるので、カウンセリングの場面では、とても重要なプロセスになります。
※補足ですが、私は、カウンセリングを始める前に、相談室でのルールを子供に説明します(物を投げない、乱暴に扱わない、叩かない、不快な言葉は使わない、などなど・・・)あと、刃物類(カッターやハサミ等)は、子供が見えるところ、手の届くところには絶対に置かないこともとっても大切です
以上、私のプレイセラピーの様子でした。なにかのヒントにしていただければ幸いです。
くれたけ心理相談室 沖縄支部 伊佐早照代(伊佐早カウンセラー公式サイト)
※参考ページ
キッズカウンセリング(プレイセラピー) ご案内ページ(伊佐早公式サイト)
思春期カウンセリング ご案内ページ(伊佐早公式サイト)
学びのちから
- 「愛の定義について」兼外麻美カウンセラー
- 伊佐早照代コーナー(ラーニング)
- 共感って? ~心理カウンセリングと音楽療法との違いから考える~(徳田幸絵カウンセラー)
- 子どもに伝えたい〈三つの力〉 斎藤孝 著 を読んで(青柳裕美カウンセラー)
- 怒りの感情について 〜アンガーマネジメントより〜(濱崎明子カウンセラー)
- 相談を受けるときに心がけていること(菊池友子カウンセラー)
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