「愛の定義について」
心理カウンセラー 兼外麻美と申します。
愛の定義は人それぞれ違いますが、あなたにとって、愛とはなんでしょうか?
私がカウンセラーになる前の愛の定義は、人を愛するということは、「優しく包み込むもの。」「相手に尽くすこと。」と定義していました。
実際は、定義なんて無意識だった為、質問されて初めて自分の定義に気づきました。
上記の定義は、一見良い定義に聞こえるかもしれませんが、実は子供のころに親に対して求めていたことがそのまま残っています。
お母さん、ちゃんと私の話を聞いてよ!
お母さん、もっと私のことを見てよ!優しくしてよ!
お父さん、もっと遊んでよ!
褒めて、褒めて!
私の言うことを、聞いて!
そんな子供のころの欲求を満たしてくれること=愛 となっているならば、自分自身に様々な制限をつくります。
では逆に、親の立場になって、愛について考えてみましょう。
親は子供に、素晴らしい人生を送って欲しいと心から願っています。だからこそ、子供の為に厳しいことも言います。子供の欲求のままに全てを与えていたら、成長しないことも想像できるでしょう。
「子供目線の愛」と「大人目線の愛」 この違いを認識することが大事です。
では、真実の愛とは、一体なんなのでしょうか・・・。
真実の愛とは、愛する人の成長、素晴らしい人生を歩んでほしいという願いからくるものです。
この大人目線の愛を、カウンセラー自身がしっかり認識することによって、クライアント様のお悩みに、本当の愛で関わることができるのではないかと思っています。
更に人には、色々な定義があります。
・人生とは…
・社会とは…
・男とは…
・女とは…
・仕事とは…
・家族とは…
自分自身の定義を見直してみると、新たな発見があるかもしれません。
以上、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。
心理カウンセラー 兼外麻美