事業主カウンセラーの継続にあたって(願望達成を意識したポイント)

くれたけ心理相談室 静岡県浜松支部の青柳裕美です。

<はじめに>

日々運営をしていく中で、一番大切なことはクライエント様への貢献になり、事業の成長は私たちの共通の目標だと思います。
事業としてのゴールを設定し、そこに向けたアクションが必要になってくるわけですが、そんな中で、私たちカウンセラーそれぞれの活動状況については、人生のステージによっても、私生活のバランスを含めた各自理想の状態があるかと思います。
今回は、カウンセラーとして事業を継続していくにあたって、基本的な部分で重要だと感じるポイントや、願望達成を意識した上で今までに役立ったことを、主に潜在意識の観点からまとめてみました。

1.ビジョンの明確化と更新
2.強みのフォーカス(セルフイメージを高める)
3.アファメーションの活用
4.助言は自分の目標を達成している人に聞く
5.行動の原理は、なるべくwant toで

1.ビジョンの明確化と更新

○ステージごとにビジョンを設定し、更新していく

「自分としてどうありたいのか、どうなりたいのか
ビジュアル化(イメージを体感する)や、目標数値の明確化をして意識にセットした上で、日々そのために必要な行動を積み重ねる。」

理想の活動量というのも、各カウンセラーで、また人生のステージによって変化してくることもあると思いますので、それぞれのゴールを都度明確にイメージ、数値化していくことが改めて大切だと感じています。

自分が感覚として無理だと感じていることは実現しにくいですが、イメージとして感覚がつかめることは実現が近いので、イメージトレーニングで感覚を馴染ませることをしたりもします。
少し先(数か月~数年)の理想の状態を達成している自分として(なりきって)過ごすことで感覚を先取りし、現状との差がなくなることで、あとから結果がついてくることがあります。

長期的なビジョンを立て、少しずつ積み重ねていくことや、
カウンセラー自身が心身ともに満たされた状態を心掛け、常に自分の感覚に敏感でいることを意識しています。

2.強みのフォーカス(セルフイメージを高める)

〇人の感情面は日々揺れ動いているということもあるので、「ないもの」ではなく「あるもの」、「プラス面」へのフォーカスを意識し強化する(自分の強み、できていること、今日あったいいこと、感謝できることなど)

〇自分の長所、今までに人から褒められたこと(改めて人に自分のいいところを聞いてみる)などを書き出したりすることで、意識に上げ、セルフイメージを高める材料にする

自身の強みについて掘り下げたい時、 新版「ストレングスファインダー2.0」も参考になるかもしれません。34種類の資質の中から当てはまる上位5つを判定するものです。改めて、自分の資質・興味関心がどこにあるのか、行動パターンも見えてくることがあります。自分としては、当たり前すぎることも強みと意識することで、見えてくる現実の変化、活かせる能力に差がでてくることもあると思います。

3.アファメーションの活用

〇潜在意識のメカニズムを学び、アファメーション(肯定的な自己暗示)を活用する

願望達成で鍵になってくるのが、アファメーションで、理想の状態を文章にして唱えていくことで、言葉の力によって、その理想の状態が自分の意識に定着してくることで、少しずつ変化がでてきます。

アファメーション文のポイント
・「わたしは…」からはじめる
・理想の姿・状態を肯定語で
・短い文にする
・断定形か現在進行形にする
・感情が動く自分の言葉にする

言葉の力を活用し、その気になるまで(3か月以上)唱える
理想の状態を作っていくのであれば、「私は○○です。」と断言するなど
段階により、アファメーションを使って、まずはそのままの自分を認めていくということも大切だったりします。

アファメーションに関して、私自身、はじめはしっくりくる感じがせず、唱えることに抵抗がありましたが、そのうちに感情が入る文ができたことで続けることができました。

4.助言は自分の目標を達成している人に聞く

〇他の分野の人や、それを実際にやったことがない人ではなく、その道を通った人に助言を求めることが達成の近道だと感じます。実際にやった人だからわかること、その人のエッセンスに触れることで無意識のレベルでも影響を受けています。

自分の目標をすでに達成している人から、これはやったほうがいいよとすすめられたことは時間がかかってもなるべくやるようにしています。
思うように行動できない時期があったりもしますが、長い目で見て自分のペースで実行するようにしています。

5.行動の原理は、なるべくwant toで

〇日々の運営に必要なことはやった上で、なるべく全ての行動の原理を、自分の欲求(喜び)から発したものにする。
やりたいからやる、楽しんでやるという状態が、一番力を発揮できて長続きします。
自分の欲求として自分の中から出てきていることであれば、ブレずに意識を持ち続けることができると感じます。

また、生活全般の各活動も根本的な動機を見直し、エネルギーの分散を避ける意味で、惰性でやっていることは、手放していくことが必要な場合もあると思います。

<最後に>

カウンセラーとしての活動は、長期的な視野でイメージし、少しずつ経験を積み重ねていければと考えています。

上記のようなことをポイントとして意識しながら、今後も新しいことを取り入れつつ、学び続ける姿勢でやっていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

参考文献:無意識を鍛える 梯谷幸司著 フォレスト出版
新版「ストレングスファインダー2.0」トム・ラス (著)

青柳裕美カウンセラー 浜松市
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